2011年12月04日

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

こんばんわ。Mr.です。
今日は私達が使用している1.5世代AKについて触れてみたいと思います。
TOP絵はナギオのカスタムAK。しかし今回O/Hするのは私のAKM。
二丁とも同じギミックをするので内容的には問題ないかと思われます。

〜そもそも1.5世代とは〜

東京マルイの次世代はキレのあるリコイルをし、実銃に近いギミックをすることにより満足度を高めてくれる素晴らしい機構です。

対し一部の中華銃はブローバックと謳ってはいるものの、チャージングハンドルだけピコピコ動くガッカリブローバックになっています。

じゃあその二つを足したら面白くなるんじゃね?ってのが1.5世代製作のキッカケです。
と、思っていたら東京マルイのスカーでは両方動いていましたね。簡単に言うとアレです。
次世代未満旧世代以上。だから1.5世代。

LCTのAKはレシーバーがスチールだしフルストローク&ブローバックしたら自己満足度高いよね
っていう結論になっています。実際満足度高いです。

もっともGHKのガスブローバックの登場により『あれ、ガスだな』って思われています。

まあ構成部品もUPしますが、コピーするのは自己責任で。このブログを見て真似して作ったら壊れたとクレームを言われても責任は負えませんし負うつもりもありません。
あと販売もしません。

ちなみにこの機構はナギオ考案のオリジナルです。

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

トップカバーを外すとこんな感じ。
VFCのフルストロークボルトを入れています。
ノーマルだと、

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

ここまでしかチャーハンが動きませんが、

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

VFCだとここまで動きます。
セレクターレバーに切り欠きがあるとここで保持できます。
ちなみにこんなに後ろに動かすとチャーハンが外れてしまうので、

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

こんなガイドを製作します。

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

0.6mmくらいの薄板を溶接しレシーバーからの脱落を防止します。

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

でコイツ。コイツがブローバック発生のキモ。

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

SUSで切った貼った削ったをして作ります。

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

真ん中の棒をピストンの動きに追従させリコイルを発生させます。
ギアで動かされたピストンが後ろにストロ-クする時この棒にピストンのケツを当ててプレートを動かしています。

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

それで次世代までとはいかないまでもちょっとしたリコイルが発生します。
ちなみにこの板でチャーハンも動かします。

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

上部を全部取るとこんな感じ。
フライスでメカボに長穴を作ります。この穴にさっきのプレートを突っ込みます。
そう考えるとピストンは?ってなります。ピストンにも同様に加工を施します。

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

ブローバック板の棒をこのスリットに突っ込んで前後に移動させます。イヤラシイ意味はありません。

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

棒があたる場所は本来トイガンで想定され得ない衝撃が加わります。
そのためビス止めする箇所にはSUSで補強します。

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

ピストンヘッドにもリングを製作し圧入します。
リングを入れて補強しないと左のように壊れる元です。

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

メカボ組みは省略。ノーマルと見比べるとこんな感じです。
作動状況は次世代未満のリコイル+ピコピコチャーハン。
スチールボデーが自己満足度を高めてくれます。
一年ほどノーメンテで使ってましたが消耗品以外は大きなトラブルはありませんでした。

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

せっかくなのでハンドガードにも手を加えます。
亜麻仁油を塗ってガスバーナーで炙ります。
油がいい感じに熱せられハンドガードに色がついて行きます。
火を近づけすぎると焦げます。
アフリカで使われているようなAKまではまだ遠そうです。

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

ノーマルのAKMはODAさんの所有物。
勝手に使ってゴメンなさい。

LCTのAKをブローバックさせる 〜1.5世代〜

昔はLCTってだけでスゲーって思っていましたけど今は魔改造されないと何も感じません。




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この記事へのコメント
使いこんだ感じがイカスね

俺のは、綺麗過ぎなのでこれからギッアンギッタンにして良い感じにくたびれさせてやらんといかんですなw
Posted by ODA at 2011年12月05日 00:39
来年は僕のも宜しくお願いします☆
しかし溶接技術か半端ないですね!

そこらの店じゃ作れる代物ではないですな(笑)
Posted by 雷雷 at 2011年12月05日 22:00
オレの1.5世代も、もう少し可愛がりが必要だなw
オレも炙るか~w
Posted by UNIFORM01 at 2011年12月06日 01:15
ODAさん
ウッド部分は長い年月をかけて熟成が必要です。

雷さん
職人の一品になってますw

UNIFORM01さん
汚いが正義。
Posted by Mr. at 2011年12月06日 21:56
こんにちわ。



ウチLCT AKにもVFCのボルト入れてます。

1.5世代やってみたいですー!


ですがキモであるボルトを連結させる部品が…できません。

ガーダーの部品だと確実に壊れますよねー

あの重いボルトが動くなんて…いいなー

メカボ内のギアはハイトルクギアなんすかね?

SUSを加工できるなんてすばらしい!
Posted by ロジャー at 2012年04月08日 16:31
>>ロジャーさん

はじめまして〜
ボルトを連結させる部品はガーダー等ですと壊れます。
ハイトルクギアとハイトルクモーターでリアルサイクル(秒間9発くらい)を再現してます。
サイクルが早いとギアが飛びます
Posted by Mr. at 2012年04月09日 00:05
 
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